2012年5月13日日曜日

「リーダーシップの実践」SC1日目感想(授業の感想)


 事前学習の確認テストは空欄に当てはまる用語群を選ぶ問題です。予習をしていれば、簡単な問題で拍子抜けしました。

 
 講義では企業リーダーなど実践家の話題をよく挙げられていました。フォロワーシップ・P行動とM行動・内省について用語の意味を一通り学習しました。用語を覚えるというのも1つの学習目標ではあるが、それよりも自分なりの持論を言語化することが重要だという趣旨のことを説明されました。


 講義の中で、R.ケリーのフォロワーシップ・スタイルのタイプ分析を行いました。項目毎の当てはまると思われる行動のレベルを設定、集計し、「独自の考え方」と「積極的関与」の2軸でもって、5つの類型的タイプ(孤立型・模範的・消極的・順応型・実務型)のどれに当てはまるのかを分析するものでした。



 「模範型」が唯一良いと説明されています。あくまで自己評価なので、ポジティブな方にたおせば「模範型」になる仕組みです。

 フォロワーのタイプを分類するツールとして使う場合、以下の問題がないかを質問してみました。


  1. 自己評価が低いフォロワーが「消極型」に分類されてしまう。そうした場合に、仕事観に踏み込んだ、フォローを行わないといけないが、それが追い詰めにつながらないか。 
  2. 凝集性という観点から「孤立型」を悪いとしてしまってよいのか。むしろ、イノベーションを起こせる可能性がある人材ではないのか(仮に悪い事実を隠蔽する体質のグループがあった場合、倫理的な行動をとりたい人間の行動は孤立型に分類されてしまう)

 単に卒業論文の着想を得たいだけの質問でしたが、講師の方からは、課題意識を持ったリーダーからの質問と汲みとっていただけたようで、熱心に回答して下さった。申し訳なかったです。

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